金型部品

高硬度×高精度な金型部品の切削加工

ライン精工では、冷間鍛造型や樹脂金型の中でも、特に硬度が高く、面粗さや1ミクロン単位の加工精度を必要とする、金型部品加工を得意としています。

パンチやダイなどの金型部品をはじめ、割型などの特徴的な部品や、超硬・セラミックなどの特殊材料での製作も可能です。お客様のご要望にお応えする製品を提供致します。

対応可能な金型材料 ※実績

ダイス鋼 各種
ハイス鋼 SKH51~SKH57
粉末ハイス HRC70程度まで
超硬 各種
セラミック 各種
※加工前後の熱処理については、社内でも熱処理設備がありますので、特急の場合のみ対応致します。

【1】高精度冷間鍛造用割型

冷間鍛造用プレス金型

材質 ダイス鋼(SKD11)
硬度 HRC60~63
サイズ φ125×65mm
精度 真円度、円筒度、外径との同芯度 全て±0.0015mm以下

「真円度」「円筒度」「外径との同芯度」
すべてが±0.0015mm以下の精密加工

製品が半割形状の為、いかに加工歪みを抜くかが鍵となります。

クランプ時の取付冶具の内製化と自社ノウハウにより工夫を行い、高精度な仕上がりを実現しています。

加工方法

【2】割りダイス型

割り型ダイス型

材質 超硬合金
サイズ φ60
精度 内径との同芯度±0.01mm以下 Lap仕上げ

「内外径ともに面粗度Ra15nm以下」
ライン精工の鏡面仕上げ技術

両フランジの(片側ギア)を鍛造。

プレス後のワーク取り外しのため、金型が分割しています。長年のノウハウと磨き技術により、内径・外径ともに鏡面仕上げとなっています。

外径テーパー15度±10秒(ケースとの摺動面になるので、Lap仕上げ)熱処理後、ギア形状切削加工にて仕上げ、磨いています。

加工方法

【3】圧入・焼嵌め

セラミックの粉末成型用金型

材質 ダイス鋼(SKD61)
硬度 HRC47
精度 ±0.01mm

10mmの薄板セラミックの圧入・焼嵌め技術

セラミックが10mmと薄いため、焼嵌めする際に割れやすい製品になります。

特にケース部分の温度管理には細心の注意を払っています。

弊社のノウハウと長年セラミックを取り扱ってきた経験で薄物セラミックなどの焼嵌めも得意としております。

またセラミック材料メーカーとの技術協力により、仕入れまでのリードタイムを大幅に短縮することが可能です。

加工方法


精密加工技術

ミクロン単位での精度が必要な金型部品の製作はもちろん、医療・航空機・自動車分野で必要とされる精密部品等、材料手配から納入まで一貫して対応が可能です。

金型部品

冷間鍛造型や樹脂金型、粉末成型金型、プレス・深絞り型部品の中でも、特に硬度が高く、面粗さや1ミクロン単位の加工精度を必要とする、金型部品加工を行っています。

精密部品・治工具・ゲージ

医療・航空機・自動車分野で必要とされる精密部品や、ミクロンレベルの治工具・ゲージ等、材料手配から完成品の納入まで、一貫生産でお届けします。